2016年10月09日

とあるサンダーバードの話

サンダーバードと聞くと何を思い出しますか?
大抵の人がすぐに思い受けべるのはあの人形が奮闘する国際救助隊(最近CGでリメイクされているらしいですね)でしょう。
立山つながりで言えば雷鳥は絶対に外せません。県の鳥でもありますし。
ほかにも富山人に馴染み深いのは独立リーグに参加する県内の野球チームや,大阪と富山を結ぶ特急サンダーバードあたりでしょうか(北陸新幹線の開通後は終着駅が金沢となってしまいました)。
でも今日取り上げるのはちょっとレアなサンダーバード。

その名も「コンビニエンスストア 立山サンダーバード」さんです。

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ちょっとレア感漂うでしょう?
場所はアルペンルートの入り口,立山アルペン村のすぐ近くにあります。
コンビニエンスストアとありますが,もちろん大手のコンビニチェーンとは一線を画する,個人経営の,地元のコンビニ。
ご両親と息子さんの3人で経営しておられます。
店内に入っても色々とレアなものが置いてあります。

例えばこんなもの

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富山名物の昆布締め,の各種レア物。お魚や山菜だけではなく,鶏軟骨や馬刺しなんてものまで挟んじゃってます。お母さん手作り。

他にも

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これまた手作りのポストカードや缶バッジ。
これらは息子さんによる作品です。
ポップでいい味出してますね。

コンビニに欠かせないカップラーメンのコーナーも一味違います。

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東日本と西日本の食べ比べができますね。

でもここのお店を有名にさせているのは,店内で手作りしているおにぎりとサンドイッチ。

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特にサンドイッチは種類が豊富で,他にも立山ブラックコロッケや台湾ラーメンサンドイッチなんてものまであります。
(お伺いしたのは平日の午後遅くだったため,残念ながらそれらは置いてありませんでした。土日は数を揃えてお待ちしているそうです)
地元の情報誌やTVにも取り上げられるほど有名なんですよ。

元々はこういったちょっと変わったコンビニではなく,20年ほど前に開店した当時は普通の品揃えだったそうです。
しかしそれから3,4年後に近くに大手コンビニチェーンの店舗が開店したところ,客足が激減。
このままではいけない!との危機感から,サンダーバードさん独自の品揃えを増やしていったそうです。
そうした努力の甲斐もあって固定ファンやリピーターもつき,ピンチを脱却することができました。
実際,大手コンビニの店舗が「立山方面最後のコンビニ」という看板を掲げたときには,現実とは反するその案内に憤慨した方たちが地元のラジオや新聞に投稿され,看板の撤去に繋がったそうです。
自分たちのお店をそんなに思ってくれている人がたくさんいるということに心を打たれ,さらに皆さまに愛されるコンビニづくりを目指そうと奮起されたそうです。

映画「春を背負って」のロケが立山で行われたときには,主演の松山ケンイチさんや豊川悦司さんも来店され,特に蒼井優さんは何度も足を運んでくださったそうです。
その時のサイン。

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地元に密着するコンビニを目指して開店から20年,冬季の豪雪期にはお客もまばらだったり,家族3人で休みなくお店を続ける大変さなど色々あったそうですが,今では立山に無くてはならないコンビニとして根付いています。
すぐ近くには最大手のコンビニの店舗も新しく店を構えていますが,負けることなく,元気に営業を続けています(例の看板を掲げたお店はそのコンビニの出店後間もなく閉店してしまいました)。
そうそう,前回登場頂いた「藤吉」店長の大野さんともお知り合いで,よく来店されているそうです。思わぬ繋がりにビックリですが,不思議と納得できちゃいました。

「convenience」を辞書で引くと,「好都合。便利。また、便利なもの。手間がいらない重宝なもの」となっています。
立山サンダーバードさんは確かによくあるコンビニと比べるとサービスや商品の品揃えといった点では都合が良かったり,便利とは言えないかもしれません。
でも,手作りのおにぎりやサンドイッチ,サンダーバードさんオリジナルの様々な商品といった,「(わたしたちにとっては)手間がいらない,重宝なもの」が手軽に買える,まさに好都合なお店ではないでしょうか。

家族3人,年中無休朝5時から(冬季6時から)夜8時まで,皆さんのお越しをお待ちしています。
立山のちょっとレアな思い出づくりにいかがでしょうか?

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立山サンダーバードFacebook

写真は立山サンダーバード伊藤さん母子

2016年09月30日

山の名は。

今大ヒット中の映画「君の名は。」の中で,「たそがれ時」について語られるシーンがあります。
古典の授業の中で,たそがれの意味と由来について女性教師が生徒たちに説明するわけです。
(実はこの場面は前作「言の葉の庭」にもつながる重要なシーンなんですが,それはまた別の話)
劇中でも語られていますが,「たそがれ」はもともと「たそかれ」と言われていて,万葉集でも

“誰そ彼(たそかれ)と われをな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つわれそ”

と詠われています。

“誰だあれはと 私のことを聞かないでください
九月の露に濡れながら 愛しい人を待っている私を”

という意味だそうです。
薄明の時刻,顔がはっきりと見えないので「誰そ彼」つまり「あなたは誰ですか?」と問いかけているわけですね。
それが時刻を表す「たそがれ時」となったわけです。

全く同じ意味の言葉で
「かわたれ時(彼は誰時)」というのもあります。
誰だあれは?をひっくり返して,彼は誰?になっただけですね。
ただ,このかわたれ時ってほとんど聞いたことないなぁ,と思っていたらそれもそのはず,元々同じ意味だったこの言葉がいつの間にか

たそがれ時=夕方
かわたれ時=夜明け前

という風に区別して使われるそうになったそうです。
そりゃ聞いたことないのも当然ですよね。夜明け前なんてみんな寝てますから。
彼は誰?どころか,自分が誰かも分からない状態なわけで。
でも,写真はそのかわたれ時の立山連峰。

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今朝の5時頃の写真です。
ちょうど山脈の向こう側から太陽が登ってくるため,シルエットになった立山連峰がクッキリと浮かびあがります。
誰だあれは?と聞く必要もないその存在感。
早起きしてでも見る価値ありありです。
でも,実はそもそも立山っていう山はないっていうこと知ってましたか?
定義としては色々あるそうですが,雄山や剣岳などの様々な峰を総称して立山,もしくは立山連峰と呼ばれています。
では写真の中の山々,それぞれ何の山かわかりますか?
生粋の富山人であれば見分けられるということですが…

山の名は。

立山を極める道のりはまだまだ険しそうです。

2016年09月25日

立山。以外のお酒①

いつの間にかすっかり秋らしくなってきました。
朝晩は涼しさを通り越して肌寒いようになり,室堂では紅葉も色づき始めました。
田んぼではお米の収穫もほぼ終わり,新米が出回っています。
そう,新米の時期です!
富山の人たちは新米の出荷を心待ちにしていて,お米屋さんでの新米発売初日には行列もできるほどです。
食欲の秋。炊きたての新米。日本人ならたまりませんよね。
でも,お米の出番はそれだけではありません。
米どころ富山のお米と,名水百選にも名を連ねる富山の美味しいお水で出来るもの…
そう,お酒(日本酒)です!
その富山を代表するお酒といえばやはりそのものズバリ,「立山」でしょう。
でも実は立山って,立山町で醸されているお酒ではないんです。
それどころか,立山町には酒蔵自体がありません。残念ですね…
ただ富山には立山以外にも美味しくて,でも全国的には知られていないお酒がたくさんあります。
そんな富山の美味しいお酒を紹介していきたいと思います。

最初に取り上げるお酒はこれ。

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清都酒造さんの「勝駒(かちこま)」です。
ラベルの素敵な文字は芸術家の故・池田満寿夫によるものです。
10年ほど前まではそこまで知られているお酒ではなかったのですが,今では富山の酒好きの間では勝駒を知らないのはモグリと言われるほど有名なお酒です。
口当たりはスッキリとしていますが,飲むと口の中にお酒の甘みと旨味が広がり,抑えめな酸味が味を引き立てています。
美味しいです!!
ただ問題は最近めっきり手に入らなくなってきたということ。
ラベルにはこうあります。

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そう,小さな蔵がこだわって醸しているお酒なので,出荷量が少ないんですよね。
しかし人気は年々高まっているため,ますます入手困難の状態が続いています。
富山県内では特約店のみの取扱となっていて,入荷してもすぐに売り切れになってしまします。
都内では現在1件だけ勝駒を扱っている酒屋さんが確認されています。
こうやって紹介するとさらに品薄になってしまうので本当はあまり知られたくないのですが,本当に美味しいお酒なのでぜひ飲んで頂きたいです。
一般的に出回っているのは

大吟醸
純米吟醸
純米
特別本醸造 本仕込み

ですが,個人的におすすめなのは「純米」。
なんとこの純米,精米歩合が50%なんです。
吟醸,もしくは大吟醸なみにお米を削っています。
蔵の酒造りに対するこだわりを感じますね。
これから年末年始にむけてさらに入手が難しくなることが予想されますが,もし見かけたらぜひ飲んでみてください。
嗚呼,でもそうするとますます遠い存在になってしまう…

「勝駒 純米」720ml
¥1500(税別)

2016年09月17日

果物とパフェの完全な関係

今日は美味しい季節のフルーツパフェで有名な胡風居(こふうきょ)さんに行ってきました。
田舎道の中にぽつんと佇む隠れ家的なカフェです。
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土曜日の午後の訪問でしたが,なんと1時間半待ち(!)でした。

とはいってもお店の中には順番待ち用のソファもあり,雑誌や本を読みながら待つことができます。
実際そんなに待たされることもなく,席につくことができました。
メニューがこちら。
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旬の果物を使ったパフェを提供しているため,季節ごとにメニューは変わるそうです。
悩みながらも黄桃杏仁パフェといちじくパフェをチョイス。
店内を見渡すと,黄桃杏仁パフェとナガノパープルのパフェを頼んでいる人が多いようでした。
ちなみにお客さんの男女比は3:7で,意外と男性も多いですね。ほとんどカップルですが。

そんなこんなしているうちにパフェがやって来ました。

まずはいちじくパフェ。
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レモンミルクアイスの土台の上に,完熟いちじくとレモンゼリーがこれでもか!と重ねられています。満員列車のよう。
トップには手作りのいちじくアイス(シャーベット風味)が鎮座しています。
レモンミルクアイスの酸味と爽やかな風味が生のいちじくとレモンゼリーを優しく受け止め,いちじくアイスが全体をきれいに包みまとめています。
いちじくの美味しさを引き立てるため,アイスの甘さは控えめ。
大人の味。

続いて黄桃杏仁パフェ。
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黄桃杏仁は中華のデザートの鉄板ですが,それがパフェに姿を変えて,目の前にそびえ立っています。
圧倒的な存在感。
胡風居さんこだわりの手作りソフトクリームがベースとなっていて,杏仁シャーベットと黄桃が互いの個性を主張しています。
その両者を中を取り持つのが生の黄桃ソース。
一致団結。

プラス¥250でコーヒーも頂けます。
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パフェの風味を壊さない,パフェに寄り添う優しい味のコーヒー。
むしろこのコーヒーのためにパフェがあるのかも?
ぜひセットでお楽しみください。

パフェの名前の由来はフランス語で「完全な」を意味するparfait. 英語のperfect.からきているそうです。
これ一つで完成されているわけですね。
ただ,その甘さとボリュームから,大の大人の男にとっては手を伸ばしにくいのも事実。
でも,胡風居さんのはパフェというよりも,生の果物の美味しさを引き立てる上質なスイーツを頂いているようで,甘い物が苦手な方でもきっとペロリといただけるはずです。
parfaitな時間を過ごすことができました。

胡風居さんのHPアドレスはこちら
http://kofukyo.com/

迷いやすいのでナビを確認してお出かけください。

2016年04月03日

暗号!?立山の埋蔵金伝説

こんにちは、ミステリー大好きふなーです。

暗号、宝探し、埋蔵金。大人も子どももわくわくさせられる言葉です。最初のミステリー作家といわれるエドガー・アラン・ポーの「黄金虫」には炙り出しの羊皮紙に書かれたこんな暗号が出てきます。

53‡‡†305))6*;4826)4‡.)4‡);806*;48†8¶60))85;1‡(;:‡*8†83(88)5*†;46(;88*96*?;8)*‡(;485);5*†2:*‡(;4956*2(5*―4)

むにゃむみゃ…ぜひ説いてみてください!王道の暗号です。

さて小説では暗号をといたは良いものの、意味不明な文章になってしまうのですが実はある場所を指し示していました。実は立山にもこんな暗号が伝わっています。

「朝日さす、夕日かがやく、鍬崎に、七つむすび、七むすび、 黄金いっぱい、光りかがやく」

黄金いっぱい、光かがやく・・・!?

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ざくざくざくざく!!親切なことに地名が出ています。鍬崎、つまり鍬崎山にあるということですね。標高2,090mの山です。うーむ、あまりに探索範囲が広いのでさらに絞るために「七つむすび、七むすび」という暗号をとかねばならない。前半には”つ”があるのに後半にはないのがキーポイントかもしれないかもしれない津有谷とかあったら探しにいくのに(ありませぬ)

ついつい真剣に考えてしまう暗号ですが、そもそも農村地帯の立山になぜ黄金いっぱいなんてことがありえるのでしょうか。

それは戦国時代に富山を治めていた佐々成政のおかげです。佐々成政は信長→家康→秀吉に仕えました。天下取った順番と逆行して家康に味方したので秀吉に富山城を包囲され降伏。頭を剃って降伏したそうですが、このとき落城寸前にこっそり小判百万両を隠したと言われています。

ビッグネームというか日本史三大有名人に評価されていた佐々成政なのでそのぐらいの軍資金は持っていてもおかしくはない・・・ということでこの埋蔵金伝説は今でも一攫千金を夢見る人たちに注目されています。

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立山・剣・黒部 金剛寺拳・著にもこのように書かれていました。

【立山の埋蔵金伝説】

雄山から西南約10キロのところにある鍬崎山に埋蔵金伝説がある。 主人公は、柴田勝家と並び称された織田軍団の勇将、佐々成政である。 成政は初め尾張春日井のヒラユキ城を守る一武将として、織田信長に 従い、数々の武勲をあげて越中冨山で五四万国を領した。 越中にはいると、すぐに軍資金確保のため北陸の金鉱開発に力を注ぎ、 莫大な黄金を手中に収めた。本能寺の変の後、天下人となった秀吉と勝家の抗争の際、勝家に味方し、さらに小牧・永久手の合戦を知ると、秀吉打倒のために家康と、 同盟を結ぼうとした。そこで敵の領地を避けて真冬のアルプス越えをし、往復20日の強行軍で浜松の家康に会いに行った。俗にいう佐良越えである。成政は2度目もアルプスを越え、越中冨山から浜松を往復したが、家康との同盟は失敗。翌天正13年に秀吉の大軍に攻められて落城した。成政は落城寸前に城中から秘かに小判百万両を持ち出し、立山山中、または針ノ木岳付近に隠したと伝えられている。その黄金には笹の葉模様が押されていて、四十九個の壺につめて埋めたという。

その最有力地が立山線立山駅の南東五キロにある鍬崎山である。 「朝日さす、夕日かがやく、鍬崎に、七つむすび、七むすび、黄金いっぱい、光りかがやく」という里謡が伝えられており、それが黄金の位置を知らせる暗号だというのだ。 今でも一攫千金を夢見る人達がしばしば鍬崎山(二千九十メートル)に入山しているそうだ。 成政が埋蔵金を隠したのは水晶岳付近だという説もあり、立山東西の内蔵助平の秘境だとする説もある。十数年前、あるメーカーの「秘宝を探る」というシリーズの取材のため、成政の埋蔵金について調査したことがある。 一週間分の食糧とザイルなどの登山用具を背負い、ひとり扇沢から針ノ木峠に入り、ココをベースに北葛岳、針の木谷、スバリ岳など連日探査をつづけた。

そして食糧もそろそろ底をついてきた六日目、針の木岳の方から黒部側の谷をみていて数十メートル下に、岩穴らしきものを見つけた。 そこで、ハイマツの太い幹を支点にザイルを固定して下りてみると、 直径二メートルほどの穴である。深さは約二.五メールあり、下の方はよく分からない。ヘッドランプで探ってみると、丸い石のようなものがゴロゴロ並んでいた。確かめたかったが、一度はいったら周囲が崩れそうな危険を感じてあきらめ下山した。 果たしてあれは時価数千億円という笹金だったのだろうか。いまもわからない。その場所は誰にも教えていない。

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日本三百名山にも選ばれている鍬崎山は登山にも素晴らしい山です。 山頂からは立山のほか、剱岳・奥大日岳・薬師岳などの連峰主稜線の山々の大パノラマが、そして立山カルデラも見ることができます。

鍬崎山 登山ルート
■ルート例1.立山山麓スキー場 – ゴンドラ山頂駅 – 瀬戸蔵山 – 大品山 – 鍬崎山
■ルート例2.あわすのスキー場 – 竜神の滝 – 瀬戸蔵山 – 大品山 – 鍬崎山
■ルート例3.あわすのスキー場 – 貯水池 – 大品山 – 鍬崎山

ぜひ宝さがし兼やまのぼりに行ってみてください♪

2016年03月16日

映画「剱岳 点の記」ロケ地を訪ねる

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今年6月に立山連峰大汝山を舞台にした「春を背負って」という映画が公開されました。原作の舞台は奥秩父となっていますが、「360度どこをとっても画になる、かつ日本中の山々を見渡すことができる」との理由で立山連峰に変更されました。

前作「剣岳 点の記」が非常に高い評価を得たので次回作を期待する声が高まり、撮影に至ったとのことです。確かに、「点の記 剣岳」での山の雄大な景色は素晴らしかったです。なかなか簡単に行ける山ではないので、映画館の大画面で壮大な山からの風景を見ると”登山したつもり”になることができて大満足でした。
ロケはもちろん立山で行われました。なので友人たちの中にも「ロケ車にすれちがった!」「サインもらった!」などなど遭遇エピソードがあり、とても身近な映画に感じました。なんといっても知っているところ行ったところがたくさん出てきたので普通見ている映画とは違った楽しみ方ができました。

せっかくなのでロケ地を訪問してみましょう!

映画「剱岳 点の記」ロケ地を訪ねる~立山町 岩峅寺(いわくらじ)駅

映画の中で見る明治時代の富山駅のシーン。そのロケ地に選ばれたのが富山地方鉄道「岩峅寺駅」。風情豊かな駅舎が印象的。木村大作監督は、岩峅寺駅について「資料を見ても、当時の木造の富山駅の雰囲気があった。よくぞ、壊されずに残っていてくれた」と話したそうです。

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実はわたしは高校時代毎日この駅で、通学していました。冬にはレトロなストーブを出してくれて電車待ちのあいだそこで温まったことを思い出します。駅のホームの柱や改札も木造で、本当にそのまま映画に使えるレトロさでした。
撮影を見学することができたのですが、岩峅寺駅のレトロさがいかされて見事に明治時代の富山駅に生まれ変わっていました。人も空気もすっかりそこは明治時代。自分がまるでタイムスリップしたように感じました。映画の中でみると上手にもっと大きい駅のように撮影してあってすごいなぁと思いました。

↓映画撮影時の貴重な写真が岩峅寺駅構内に展示されている。(2009/2現在)さいしょのデッサン図から、俳優・エキストラの撮影シーンの様子なども。

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映画「剱岳 点の記」ロケ地を訪ねる~その2、上市町 大岩館

次なるロケ地は、ノスタルジックな外観が印象的な「大岩館」です。明治時代、立山町の芦峅寺の宿坊を見立てて映画の中で登場します。
場所を訪れると、大岩館の前を測量官柴崎芳太郎(浅野忠信さん)と案内人の宇治長次郎(香川照之さん)が連れ立って歩いていくのが見えるようです。

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木造3階で、大正時代に建てられた築90年を超える建物です。
なんといってもそうめんが美味しいので有名です。当時の雰囲気を感じつつ食事することができます。

HP→料理旅館 大岩館

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<さいごに>

ロケ地に選ばれたところは、どこも懐かしく時代を感じさせつつも古さゆえのお洒落さを感じさせます。いまでも人々に愛され利用されている、そんな場所です。。ぜひ”ロケ地めぐり”してみませんか。

2016年03月03日

【道の駅】 立山アルペン村 立山ふれあい牧場も♪

いろいろなおみやげがそろう!

立山・室堂・黒部ダム・称名滝etc…楽しかった行楽のあとはおみやげ!自分にも友人にも♪
どっさりどっさり!!

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もも、ネクタリン、プルーン、日本酒、燻製卵、水ようかんなどなどたくさん買いました。
富山といえばますの寿し!おみやげとして有名ですが、富山県民もいつも食べれるわけではないのでたまにいただくととてもうれしいです。しかしやはり県民食らしくいつもスーパーには500円くらいのますの寿しが売っていてたまに半額になると買います。
わたしは生魚がちょっと苦手なのですが、ますの寿しだけは酢で〆てあって食べやすく大好きです。

おみやげはあるぺん村で買いました。

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あるぺん村にあるますの寿しは、寿し工房大辻さんのものです。
ますの寿しも色々なところが出していて味わいがそれぞれ異なります。
その中でもここの『幻』ますの寿しはとってーーも肉厚で美味しいですよ!オススメです。
その分厚いマスの身が裏側にまで回りこんでいるのです!
さすが、遅い時間に行くと売り切れていました。

併設の立山ふれあい牧場には、ヤギさんもいるので、子どもたちも喜びそう。休みはにぎわっています。

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やぎ可愛くて、ヤギの写真ばっかりになってしまいました。
なんとヤギミルクソフトクリームも売っています!めずらしいですね。
恐る恐る買ってみると、さらりとコクがあって美味しい!
…おいしすぎて夢中に食べていたら写真を撮り忘れました。

やぎさんありがとう!

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おみやげが値段もリーズナブルなものからちょっとリッチなものまで色んな種類から選べます。
こちら立山あるぺん村からは室堂直行バスが出ています。無料駐車場に車もとめられます。

詳しくはこちら→室堂直行バスツーリスト
立山あるぺん村

2016年03月01日

立山駅付近のお食事処 – イタリアンレストラン マノア

こんにちは、お食事大好きふなーです。

今日は立山駅付近のお食事どころをご紹介します。称名滝や立山駅に向かう途中にあるといえば、ひじょうに辛いネパールカレーが有名でした。じつは立山とネパールは山岳ガイドという共通点から20年以上交流があります。ネパールの方がおられたり、小学校のころネパールに行ったことがある人もいたりするんですよ。本格的なネパールカレーで辛いのですが癖になる味でなにより山登りに行く前にテンションをあげてくれる、そんな素敵なレストランでした。

そうなのです。過去形なのです。カレー屋さんは残念なことに閉店してしまったそうです。でも同じところにおしゃれなイタリアンレストランが開店していました。

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もしかしたら、日本で一番標高が高いところにあるイタリアンレストランなのではと密やかに思ったりしました。国土地理院ホームページで調べてみると標高500mくらいですね。高い!
標高は高くともお値段はリーズナブルです。石窯ピザおいしそう~!

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いただきまーす♪

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おいしい!!ふわふわ系のピザで美味しいです。窓から見える森の景色と風が気持ち良いです。もう少し涼しくなったらテラス席も利用したいですね。

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がっしりしたログハウスで、山小屋風のあたたかな雰囲気が心地よいです。

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カレーも美味しかったです。パスタも

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山奥なのでレストランなどあまりなさそうなのですが近くには他にも何軒か飲食店があります。マノアを過ぎてしばらくするとイワナと山菜料理のお店ルートカツラがあります。こちらも美味しそうだったのでまた次回行ってみたいと思います。少し遠回りになりますが、プモリというカレー屋さんも美味しいです(→プモ・リ)どこに行こうか迷ってしまいますね。

さいごに
森のなかにぽつんとあるレストラン、美味しくてロケーションもよくてオススメです。店内も広々としていて、家族連れも気楽に利用できる雰囲気です。ハイキング前にイタリアンというのが意外性があって贅沢でうれしかったです。ホームページはこちら→カフェ&レストランマノア

2014年11月14日

トロッコで行く立山カルデラ秘境の旅

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皆さんは、立山カルデラをご存知でしたか?

立山黒部アルペンルートのすぐ隣に、立山火山活動とその後の侵食によって作られた立山カルデラがあります。カルデラはポルトガル語で鍋という意味で、火山の活動によってできた大きな凹地のことだそうです。立山カルデラも、ちょうど深い大鍋のようになっているのが下の写真からも分かると思います。

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↑この地図写真は立山カルデラ砂防博物館パンフレットより

立山カルデラはまさに立山の秘境です。というのも、普段は一般の方は立ち入り禁止で、許可された人しか通ることが出来ないからです。
それもそのはず、未だに崩落の危険がありますし、流出すれば富山平野が1 – 2メートルは埋没してしまうといわれるほどの大量の土砂がカルデラ内に残っているので各所で100年以上も続く砂防ダム工事が行なわれ続けています。

でもこのカルデラ内に訪れることができるツアーがあります!それは立山カルデラ砂防博物館が行なっている、 「立山カルデラ体験学習会」です。2008年に特別に取材許可を頂き、このツアーに参加させていただきました。 カルデラ内にある豊かな自然、土砂災害から私たちを守る巨大砂防ダム、今や幻の立山温泉の跡地、神秘的の池、・・・魅力いっぱい冒険心をくすぐるこの体験ツアーの様子をお伝えします。

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▼立山カルデラの訪れた所を番号順に紹介していきます。
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▼立山カルデラ体験学習会について
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2014年10月28日

紅葉の称名滝2014

こんにちは、食欲の秋!ふなーです。

秋はほんとうに良いですね。ご飯も美味しいし、景色も綺麗だし。先日は立山がくっきり久しぶりに見えて綺麗でした。秋は空が澄んでいるのでとりわけ剣岳あたりの凸凹もはっきり見えるように思います。本当に美しかったです(でもカメラ忘れました)

まわりのお友達も秋の行楽を楽しんでいて、称名滝の紅葉を見に行ったという人もちらほら。ちょうど先週から見頃になったようで、土曜日午前にいくと駐車場が一杯なくらい混んでいたとか。11月後半には閉まってしまうので、早めに紅葉楽しみましょう!

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ため息がでますね。岩肌の苔の緑に、赤と黄色と橙と…
友人は2匹の可愛いチワワを飼っているのですが、称名滝はたくさん犬さん連れがいたそうです。
確かに舗装されているので、一緒に登れるのはうれしいですね。

こちらはいつぞやの

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さいごに
最後の写真の上の方には、、、雪が!!11月6日の写真なので
あと少しで雪がふってもおかしくないということに。称名観光はお早めに♪

2014年10月09日

山間で見つけたちょうちょの正体を見つけた

こんにちは、喘息の秋!ふなーです苦しいです。

秋って喘息持ちにはきつい季節で、寒暖差が大きいと冷たい空気が肺に入って過敏にも反応してしまうので、あと台風とかも来てしまうのでしんどいです。というわけで、しんどさを吹き飛ばすようなさわやかな写真を探し出しました。先日称名滝に行った時にとった蝶の写真です。たぶん吹き飛ばされるさわやかさです。

漆黒の羽に、鮮やかなオレンジ。

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この蝶は”サカハチョウ”です。
蝶辞典で調べる限りそうだと思われます。
サカハチョウは春型と夏型があって(春服と夏服みたいなもの?)これは夏型です。
春型は黄色ベースにオレンジと黒がちょっとのこれも美しい蝶。
なぜサカハチョウというのでしょうか?

ヒントはこちらの写真。

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羽の白い模様が漢字の

の逆さに見えるから”逆八蝶”という名前がついたそうです。

うーんうまいこと考えられています。
わたしにはニコちゃんマークに見えます!

サカハチョウたくさんぶんぶんとんでいました。蜜をみんなで吸っていました。

さいごに
そういえば、「所さんの目がテン!」で発見された新種のカニには”メガテンガニ”とつけられたそうです。”ヤキイモ”という貝や”ブンブクチャガマ”というウニもいるそうです。名前いつかつけてみたいですね♪

2014年10月07日

立山取材 2002年9月11日版


ところどころに山肌を黄色く彩っています。


ナナカマドの実も部分的に真紅となり、秋近し。 まだ緑色のものもありました。(雷鳥坂にて)


雷鳥坂の途中で地獄谷方向を振り返ります。 右手には室堂乗越への稜線が続きます。


剣御前小屋の裏から、ガスの向こうに八ツ峰です。


悪天候ですから、当然この方も登場しました。


日本最高所の池である、 別山(2874m),硯ケ池近くにて・・・。 チングルマの穂、秋の装いです。  この毛を持つ実の姿を子供の玩具の風車  (稚児車)に見立てて名前がつけられました。


雲の晴れ間に後立山。


一ノ越から室堂への道沿いにある雪渓です。 夏を越えましたね。

2014年10月07日

立山取材 称名の滝~八郎坂~弘法~追分~松尾峠展望台~弥陀ヶ原ホテルとカルデラ展望台 2002年9月版

立山取材を敢行してきました。 称名の滝~八郎坂~弘法~追分~松尾峠展望台~弥陀ヶ原ホテルとカルデラ展望台です。 そしてまた八郎坂を下って帰ってきました。このルートはタダで弥陀ヶ原へ行けるので なかなかナイスですよね。9月25日現在の紅葉の様子をお届けします。 天狗の方を見ると紅葉かなって感じなんですが、このあたり1600ー2000mは ぼちぼちでんなぁ。でも色づいているところもあってきれいでした。

八郎坂の途中にある展望台から見た称名の滝の上部です。

松尾峠展望台へ向かう途中だったかな?遠くに桑崎山です。

カルデラ展望台に行く道の途中で写しました。

弥陀ヶ原から大日連山です。

2014年10月07日

大日岳登山日記 ついに大日岳頂上へ!


大日岳登山口 午前7:30入山 (1999/10/23)登山口は称名滝の駐車場の近くにある。


猿ケ馬場の景色。あたりは濃い霧で包まれていた。


牛の首の景色。紅葉が美しい。


大日平の景色。霧がなくなり、視界が一挙にひらけた。


大日平にて。遠くに見えるのは弥陀ヶ原だ。


大日平山荘付近の光景。ここではこのような不思議な木が見られた。


大日平をこえると厳しい岩場コースが…待ちうけていた。


後ろをふりかえると、遠く大日平の景色が広がっていた。


ついに大日小屋をとらえた。あとひといきだ。


午後1:30。ついに大日岳頂上へ!ご覧のとおり、頂上付近は雲の上だ。


まさに神秘的な光景だ!


後ろには美しい山々がひらけている。


剣岳が姿をあらわした。


大日小屋もみえる。


大日岳頂上付近で、なにやら動めくものが… 雷鳥だ!


名残惜しみながらも、大日岳をあとにした。あたりは冷たい風がふいている。もう冬は真近だ。