立山を眺めに氷見にも行こう!に続き,氷見にも行こう!実食編をお届けします。

氷見と言えばやはり寒ブリで有名です。
冬の稲妻の記事でもお伝えしましたね。
氷見寒ブリの水揚げ自体は1月31日で終了となりましたが,これはあくまでブランドとしての寒ブリの期間終了で,まだまだ美味しいブリをいただくことは出来ます。
ただ今回お伝えするのはブリではありません。
なにしろ氷見で水揚げされたブリのほとんどは東京などの大消費地に出荷されてしまうので,実は地元ではあまりブリは食べられません。
では氷見で何を食べれば良いのか?
お伝えしますね。

まずはお肉です。
実は全国的にはまだ知られていないのですが,氷見は富山県最大の牛肉の生産地で,黒毛和牛のブランド『氷見牛』を抱えています。
氷見牛の特徴としては,他の黒毛和牛よりも肉質も脂もさっぱりしていることではないでしょうか。
松坂牛に代表される,サシがぎっしり入っているお肉と比べると,脂の旨味が物足りないように感じるかもしれません。
ただその分,お肉本来の美味しさ,質感,キメの細かさなどをしっかり味わうことが出来るんです。
霜降りの美味しさって結局脂ですからね。少し食べただけでお腹いっぱいになってしまいますが,氷見牛は脂もあっさりしていてしかも美味しいので,たくさん食べることが出来ます。
そんな氷見牛を手軽に頂くことのできるのがこちら。

『氷見牛専門店 たなか』さんです。

 

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場所は氷見市街に向かう国道160号沿いなので,氷見探索の始めにこちらで早めのお昼をいただくのがお薦め。
直営の牛舎を持つたなかさんは貴重な氷見牛を直接卸して店頭で販売しています。
そう,お肉屋さんでもあるんですよ。
氷見牛の色々な部位がきれいに陳列されています。
その姿を眺めるだけでも幸せ。
ただやっぱり実際に食べたいですよね?お肉が並んでいるのを見たらとても我慢できませんよね?
はい,こちらをどうぞ。

 

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氷見牛上焼肉定食(¥2000)です(写真が小さくてスミマセン!)。
もっとリーズナブルな平日ランチ限定の焼肉定食(100g¥1100~)もあるんですが,氷見牛の美味しさをしっかり味わうならこちらですね。
炭火の焼台を持ってきてくれるので,自分の好みの焼き具合で頂けます。
自分で焼いて食べるお肉って最高ですよね。
タレもあるんですが,お薦めは塩です。
先程もお伝えしましたが氷見牛の特徴はその味の繊細さなので,塩で頂くほうがより氷見牛の良さが分かると思います。
そしてこちらで召し上がっていただきたいのはこれだけではありません。
氷見牛メンチカツ(¥140)です。
これが絶品なんですよ!
サクサクの衣の中に肉汁タップリの氷見牛メンチがぎっしりつまっていて,肉好きにはたまらない美味しさ。
数に限りがあり,なくなり次第終了のため,やはり早めにこちらに来ていただいてお昼を召し上がってください。揚げたてはもちろん冷めても美味しいので,持ち帰りでも大丈夫です。

氷見牛でお腹がいっぱいになった後は,やはりお魚ですね!
氷見で魚を買うならここ,『氷見漁港場外市場 ひみ番屋街』です。

 

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元々は道の駅だったんですが,2012年に現在の場所に移転・大幅リニューアル,ひみ番屋街として生まれ変わりました。
春はホタルイカに白エビ,バイ貝やメバル,夏はノドグロに岩牡蠣,秋はアオリイカにフクラギ(イナダ),冬はブリにカニに甘エビと,富山湾の四季折々の旬の海産物が何でも手に入ります。
生のお魚だけではなく,一夜干しや干物などの加工品も豊富にありますので,お土産を買うにも良いですね。
あ,敷地内には無料の足湯もあります。天気がいい日には富山湾越しの立山も眺めることが出来るので,こちらもお忘れなく!

お肉とお魚でもうお腹いっぱいですか?
氷見の美食はこれだけではありません。
そう,地酒です!

 

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『氷見曙 高澤酒造』さんです。
個人的にも大好きな蔵なんですが,実はここ番屋街のすぐ近くにあるんです。
番屋街でのお買い物の後にぜひ足を伸ばしてみてください。
というのもこの写真にあるように,高澤酒造さんの蔵にはお店も併設されていて,直接お酒を買うことが出来るんです。
しかも試飲もできちゃうので,色々ある銘柄の中から自分に気に入ったものを買うことが出来ます。
高澤酒造さんは食中酒にピッタリのお酒を様々醸しておられますから,番屋街で買ったお魚と合わせるとただウットリするだけです(こちらのお酒についてはまた別の機会に取り上げます)。
さらにもしお客さんが少なくて,かつお店の方が忙しくなければ,蔵の中を見学することも出来ます。
日本酒は製造の最後の段階で醪(もろみ)を搾ってお酒を抽出するんですが(これを上槽といいます),高澤酒造さんは昔ながらの槽(ふね)を使ってこれをやっておられます。
今はほとんどのところが機械で搾りますから,貴重ですよ。
しかも機械と違って槽で搾ると旨みがたっぷり残った酒粕ができあがります。この酒粕,お酒を買うとおまけで頂けることもあるんです(酒粕も商品なので,あくまでお店の人のご厚意による)。
アミノ酸の旨みたっぷりの酒粕で甘酒を作ってもいいですし,酒粕汁もワンランク美味しさが違います。
でもお薦めは,酒粕で覆ったお魚(ガーゼを使うと便利です)を冷蔵庫で一晩寝かせて,次の日に酒粕をしっかり取って焼き上げる酒粕焼き!番屋街で買ったお魚が余ってしまったら試してください。酒粕の旨みがお魚に乗り移って得も言われぬ味になりますよ。

さて,いかがでしたか?
お肉もお魚もお酒も,そして何より美しい立山の景色も存分に満喫出来る氷見。
これまでとはちょっと違った角度で富山を見つめることが出来るかもしれません。

美味しいものと景色を求めて,氷見にも行こう!