さてバスは、泥鰌池・立山温泉跡地へと向かいます。 この場所は私自身一番楽しみにしていたところです。期待で胸が躍ります。 立山温泉跡地入り口に到着しました。
この辺りは熊の生息地なので(汗)、ガイドの方が鈴をならして、一緒に歩いていきます。なんと!熊よけスプレーも携帯しておられました。使わないことを祈りつつ、歩いて行きます。
最初に、このつり橋を渡って泥鰌池に向かいます。
ものすごい高さです。スリル満点です。 つり橋は少し揺れますので、慎重に歩いていきます。
つり橋を渡った後、こんな木道を歩いていきます。あともう少しで泥鰌池です。
見えてきました。何て美しい池なんでしょう!
ひっそりと静まりかえった森の中に、神秘的に佇んでいる泥鰌池。
水面は美しく輝き、まるで宝石のようです
池にきれいに映る山々の美しい紅葉に目を奪われます。
水面が水晶のように透き通っています。
泥鰌池の詳細
この池は、安政5年(1858)の大地震によって崩れた鳶(とんび)山の土砂が、湯川をせき止め、その堰が決壊した後に残ってできた池です。 湯川谷の標高1,335mの地点にあります。 池の大きさは、長径190m、短径110m。 昔、立山温泉の経営者たちは、食料としてこの池にフナやニジマスを放流したり、池に小舟を浮かべて船遊びをして楽しんでいました。 今では、立山温泉はありませんが、放流したフナやニジマスは自然繁殖し、それらを求めて鳥や獣が集まり、命豊かな池となっています。
名残惜しいですが泥鰌池を後にします。帰り道、先ほど通ったつり橋から写真を撮りました。下に見える川は”湯川”です。
旅も終盤、次は幻の温泉です。