室堂ターミナルから歩くこと10分、古い建物を発見しました!
この建物の歴史は鎌倉時代にさかのぼるそうで”室堂”という地名の由来にもなっています。
立山登山の歴史を伝える重要な建造物として、国の重要文化財に指定されているそうです。
↓大正時代の室堂の貴重な写真。(室堂前の解説板の写真)
2020
当時のこの山小屋はどんな感じだったんでしょうか?
ある資料には・・
「昔、立山に登る人々のための唯一軒の合宿所で 幅約10メートル、長さ約25メートルぐらいの長屋で、その作り方はものすごく強い作りで、1本の柱を見ても大人一人でかかえきれない太さで、中はムシロがひかれ、いくつかのいろりがあり、間仕切りはなく雑魚寝(ざこね)する。客の多いときは横にもなれず、足をのばすこともできない。食事などは、やどから鍋釜を借りて仲語の人が作ってくれるが、高山のためメッコご飯でまずい。」
< 立山のむかしより >
メッコご飯て何でしょう??
下界に比べると過酷な環境だったのは確かなようですが
でもテントで過ごす事を考えると多少ご飯がまずくても
人が多い→暖かい→意外と心地よい??
→しかし寝相が悪い人がいたら最悪?
う〜ん、ボクが行ってたら山小屋から放り出されてたかも・・。
“””(゚Д゚;)
現在の室堂の内部。ギャラリーになっています。
室堂の周りで出土したものを展示しています。
室堂をペンキで塗っておられる職人さんにあいました。
何してるんだろう?と思って尋ねてみると、
「防腐剤をぬっているところ」 と話してくださいました。
重要文化財を守るには、
定期的なメンテナンスはかかせないんですね。