5月の半ばをすぎて日本各地でいい天気が続いていますね。

『五月晴れ』

そんな言葉が頭の中に浮かびます。
でも五月晴れの本当の意味ってご存知ですか?
この言葉が使われ始めた時代,日本の暦は旧暦でした。
旧暦の5月は今でいう6月,梅雨の時期です。
つまり,もともとは梅雨時に見られる晴れ間のことを「五月晴れ」と言ったんです。
この時期の爽やかな晴れ間のことを『五月晴れ』と言うようになったのは最近のことなんですね。

この爽やかな時期に,立山に雷鳥を見に来られませんか?

というのも室堂にあるホテル立山さんがこの時期行っている雷鳥ウォッチング。
去年のデータによると5月の雷鳥目撃確率は93%。そして6月上~中旬にかけてはなんと100%!
つまり今が一番雷鳥を見やすいシーズンなんです。
これは梅雨が始まる前に立山に行くしかありませんね!

実際に立山に行く前に雷鳥について少しおさらいしてみましょう。

 

雷鳥について

日本に生息する雷鳥は『ニホンライチョウ』と『エゾライチョウ』の2つに分けられます。
そのうちのニホンライチョウが日本の固有種で,国の特別天然記念物に指定されています。
他の鳥と違って冬になっても越冬することはなく,一年中同じ場所にとどまり続けます。
ニホンライチョウの生息地は中部地方の山岳地帯で,富山・長野・岐阜県の標高の高い場所を棲み家としています。
つまりバスやケーブルカーで室堂まで行ける立山は日本で一番雷鳥が見やすい場所なんですね。

 

雷鳥を見るには?

では実際に雷鳥を見るにはどうすれば良いでしょうか?
まず一番確率が高いのは,ホテル立山さんの『雷鳥ウォッチングツアー』に参加することでしょう。
ホテル宿泊者であればツアー料金は無料で事前予約も必要ありません。
上のデータにもあるように,かなりの確立で雷鳥と遭遇できると思います。
雪の大谷や黒部ダムも含めてじっくり立山を味わいたい,という方はホテル立山さんへの宿泊も含めて検討できるかもしれませんね。
詳しくはホテル立山の公式HPをご覧ください。

日帰りでもっと手軽に雷鳥ウォッチングを楽しみたい!という方には,室堂付近の散策道周辺を探してみるのをお勧めします。
この時期の立山はまだ雪が残っていて,何の装備もなく奥まで進むのは危険です。
その点,散策道は道も整備されていて歩きやすく,気軽に雷鳥を探索することが出来ます。
雷鳥を見かけることが出来るかどうかは運任せですが,もし雷鳥を見つけることが出来なくてもみくりが池や地獄谷など,立山・室堂の魅力を満喫することが出来るはずです。
少しでも雷鳥に出会える可能性を高めるなら,平日のなるべく早い時間帯に室堂に行かれることと良いですね。
週末は人が多くて雷鳥も警戒しますし,午前中の早い時間帯の方が雷鳥も活発に動き回っているようです。
またこの時期は雄の雷鳥が縄張りの警戒のために1日中岩の上で見張りをしていることもあります。
運が良ければ,こんな凛々しい雷鳥の姿を見られるかもしれません。

 

 

ニホンライチョウの特徴

ニホンライチョウは冬になると周りと同化するために白い羽に生え変わります。
世界各地に雷鳥は生息していますが,このように羽が生え変わるのはニホンライチョウだけだとか。
この時期雪の残る室堂ではまだこんな白い姿の雷鳥に出会えるはずです。

 

 

雷鳥は飛ぶのが苦手で,ハイマツという背の低い松の中を隠れながら進みます。
植物の芽や花,昆虫などを食べていますから,ハイマツと植物が群生している付近や,高山植物が自生しているところを中心によーく目を凝らすと見つけられるかもしれません。

この時期雷鳥が見えやすいのは,産卵時期を迎えて活発に活動しているため。
もう少し季節が進むと雷鳥の親子連れを見かけることも出来ます。

 

(ハイマツから出てきた親子雷鳥)

鳥類界のアルピニスト,雷鳥は中々簡単に見られるものではありませんが,その分出会えた時には特別な感動を味わうことが出来ます。
気候もとてもいいこの時期,雪の大谷や黒部ダムももちろん良いですが,一度雷鳥をご覧になりませんか?

雷鳥に会いに
立山に行こう!